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【 理解しがたい男と女の世界 】
ヘンリーとジューン/わたしが愛した男と女 1990年アメリカ
監督 :フィリップ・カウフマン
男優 :フレッド・ウォード・ケビン・スペイシー
女優 :ユマ・サーマン・マリア・デ・メディロス
DVD:ソニーピクチャーズエンターテイメント

http://www.spe.co.jp/video/dvd/200004/SUD-31034.html
 アナイス・ニンの自伝的作品の映画化。1931年パリ。銀行員である夫に同伴しアメリカから渡ってきた貞淑な妻アナイスは、ボヘミアンで無名の作家ヘンリーミラーと知り合い、恋に落ちる。ヘンリーを追ってきた妻ジューンの奔放な魅力にも惹かれていき・・・実在した三角関係の微妙さ、重さ…。
 エロスに強い憧れを感じながらも貞淑な妻を演じていてたアナイスが、ヘンリーとジューンという奔放な2人との交流の中で、自由な愛を体験しながら自立していく姿に感銘をうけた。ジューンという自由に生きた女性の存在感と無名時代のヘンリー、アナイス、そして当時のパリの雰囲気を伝える映像も楽く、忘れられない作品です。(M@満月)

存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness Of Being 1988年アメリカ
監督 :フィリップ・カウフマン
男優 :ダニエル・デイ・ルイス
女優 :ジュリエット・ビノシュ・レナ・オリン
脚本 :ジャン・クロード・カリエール

 当時のドキュメンタリー映像と映画撮影フィルムの合成でつくられていて、主人公達が“プラハの春”を待ちわびる1960年代当時に生きているような迫力。
 主人公の医者と、彼を巡る2人の女性。突然の出会いから妻になる若い娘と、長年つき合っている画家の恋人。チェコの動乱のなかで時代に翻弄されながら生きていく3人の不思議な関係…どうしようもないプレイボーイの彼を許せないと思いつつ深く愛する幼い女と、彼の分身ともいえる奔放で才能ある女。いつも一緒にいることで愛をはぐくむ女と、束縛しないことで逆に結びついている女。当時のチェコの生きるエネルギーと愛が刻み込まれているよう。嫉妬しながらもお互いを理解していく二人の女の微妙な感情も美しく巧みに映像化されている。(M@満月)


 Produced by 満月