効果の期待できる避妊法

 
使 用 方 法
長 所
短 所
値 段
コンドーム
(男性用)
ラテックスゴムやポリウレタン製の筒状の袋。これを勃起した男性のペニスにピッタリつけて、精子が子宮に入るのを遮断します。精液がフラワーにつくことがないので、避妊、性感染症共に優れた効果を発揮します。
避妊効果は高く、キチンと装着すれば、避妊効果は、99%。
種類やバリエーションも豊富。どこでも売っているので手軽。持ち歩きにも便利。
男性が完全に勃起した状態でないとコンドームが付けられないので、つけるタイミングが難しい。間違った潤滑剤を使うと破損の畏れもある。
ヘルペスやコンジローマといった表皮にできる感染症は予防できません。
1ダース500円〜5000円
女性用
コンドーム
ポリウレタン製の筒状の袋の入り口と底部分リングがついている。底のリングを女性の子宮口にひっかけ、入り口のリングを外に出して使用する。精子が子宮に入るのを遮断します。
性器接触が少ないので、避妊効果、性感染症予防効果は高い。性交後、すぐにペニスを抜く必要はない。
薬局で購入できる。
使用方法を守れば最も安全だが、脇から挿入するなどの失敗もある。ビジュアルが気に入らないという方も多い。膣内に指を挿入することに抵抗がある女性には向かない
3個 800円
ペッサリー
お椀型の厚手のラテックスゴムを膣内に挿入し、子宮の入り口にふたをするように装着する。受胎調節実地指導員の指導により、自分にあったサイズを購入する。
女性主体で使用でき、洗って、何度も繰り返し利用できる。コストも安い。
性交の4時間前から付けておくことが出来るので、性交時がスムーズ。
射精後6時間はつけておかなければならない。受胎調節実地指導員を捜すのが難しい。装着には練習が必要。性感染症の予防はできない。
3000円 +指導料8000円くらい
低容量ピル
擬似妊娠状態にするホルモン薬。再び排卵が起こることを抑制する。排卵が抑制され、妊娠することはない。28日を1周期とし、28日ずっと飲みつづけるタイプや21日飲んで7日休むタイプ等、種類がいくつかある。1日でも飲み忘れると、効果がなくなってしまう。
女性が自分で避妊でき、避妊効果は確実。ホルモンバランスの関係で引き起こされる症状に副効用があるので、その治療で処方されることもある
性感染症の予防ができない。毎日飲みつづけなければ効果がない。
医師の処方が必要。薬なので、副作用がないとはいえない。性感染症の予防はできない。
月1500円〜3000円
IUD(リング)
 プラスチック製の器具を子宮内に装着して、受精卵の着床を防ぐ。婦人科の医師に装着してもらう。数年に1度、器具をとりかえる。
副作用は月経不順、過多月経、下腹部痛、おりものの増加等があるが、器具を取り外せば解消、妊娠を望む場合は器具を取り外してもらえばよい。
避妊効果が高く、女性主体で避妊できる。
一度器具を取り付ければ1〜2年は何もする必要がない。
性交回数が多い方だと割安になる。
性感染症の予防はできない。副作用は月経不順、過多月経、下腹部痛、おりものの増加等がある。
30000円
女性避妊手術
(卵管結紮法)
腹部または膣の奥を切開して卵管の2箇所を結ぶ。結び目と結び目との間を切断する場合がある。
手術後は5日ほどの入院が必要。効果はすぐに出て、性欲変化も月経障害もない。
絶対に妊娠しない。2度と妊娠できなくなるため、熟年夫婦に適している
2度と妊娠を望めない
コストがかかる。手術には配偶者の同意が必要。
性感染症の予防はできない。
7,8万円
(お産のついでにすると安くなる)
男性避妊手術
(パイプカット)
 男性の避妊手術。精管を2か所で結んでから結び目と結び目の間を切断する。
簡単な手術なので、入院の必要はない。
手術直後は精管内にのこった精子があるために精液検査が必要。検査中の性交にはその他の避妊を行うこと。
 性欲に変化はなく、射精もできる。精液の中に精子がなくなるだけである。
絶対に妊娠しない。2度と妊娠できなくなるため、熟年夫婦に適している
手術には配偶者の同意が必要。性感染症の予防はできない。
12万〜20万円

避妊のための目安

  使用方法 長所 短所 値段
基礎体温法
 婦人体温計で毎朝起床直前の体温を測りつづけ、その体温グラフから排卵日を予測し、妊娠しやすい時期の性交を避ける。
この方法は補助として使うのが望ましい。
 体調管理に役立つなどの副次的な効果がある。
婦人科疾患の早期発見などの目安になる。避妊よりも妊娠したい場合に効果がある。
必ず予測したとおりに排卵がおこるとは限らない。一定条件で測らないと、意味がないので、生活の不規則な人には向かない。
性感染症の予防はできない。
体温計
900円〜3000円
オギノ式 産婦人科の荻野博士が発表した学説に基づく避妊法。1回の月経周期を28日間と考え、月経周期の12日目から16日目までを「危険日」、それ以外を「安全日」とする。  データを取る必要も無いので、目安としては便利。 女性の生理周期は個人差があり、毎月決まった周期で排卵がおこるとは限らない。基礎体温のように個人のデータを作るわけではないので信頼性は低い。
性感染症の予防はできない。