>> ●「満月&絵本メイキングの日々」

歌舞伎町のこどもたち

(11/20)
 単行本のタイトルは「フラワー」に決まった。12月末には入校しなければならないのに、思うようには進んでいない。どうしようもなく冷や汗・・・・・・世の中、恋愛もセックスも氾濫しているのに、いざとなると欲しい絵が見つからない。用意して貰った山ほどの資料には顔面シャワーや、男を喜ばせるための不思議な体位、不自然なアングルの写真とビデオ・・・・・・これで女の子が気持ちいいと信じられたら困る。でも現実は、15年も前から、処女と童貞でシックスナインやフェラチオをするといわれていた。男の子は「いいか?いいか?」と聞かなければいけないと学習するんだろう。その後、ローティーンの性の入り口は援助交際になり、乱交へと変わっていったが・・・・・・それで、恋はどこへ消えたんだろう? 
 歌舞伎町にホストクラブが800軒あると伝えきいた。一軒の店を養うのに300人くらいの女の子がいないと成立しないことを考えたら恐ろしくなる。楽に10万人はそのために風俗関係で働いているんじゃあるまいか? 風俗で働いた疲れをホストで癒すといったおやじ化現象・・・・・・どっちが鶏で卵なんだろう?

 女の子たちが男の排泄欲やつまらない征服欲や虚栄心としかセックスできないなら、お金とセックスした方がましだよ! と、なっちゃってるのかと思うと寂しい・・・・・・男も愛を語らないといけないよ(^○^)。

 なぜなら歌舞伎町を歩いていてチンピラみたいなホストはたくさんいるけれど、知性やウィット、若い男のフェロモンを感じさせるなんてホストは見たことがない。それでも女の子がホストクラブに通うのは、闘っているからだと思う。必要な時にやさしく話しかけてくれる相手や場所がないからだろう。


 わたしにとっておやじはちょっと間違うと愛の対象だが(ヘ。ヘ)、若い娘にとっておやじはとても汚いものらしい。どんな理由であれ、そんなに汚いおやじとセックスしてまで何かしようとする女の子たちは、たいへんだあ。

 HPを制作している知人の会社では、今年愛人バンクの依頼が一番多かったらしい。今時、愛人を囲える人は何をやってる人なんだろう? 
 歌舞伎町の前を通りかかるとホストの見習いがついてくる。「お姉さん帰っちゃうの?呑んでいってよ」いつもは黙って通り過ぎるんだけど、この子は本当に見習いの見習いみたいな感じ「お金ないの?お姉さんだったら安くしとくからさあ、2000円でいいよ2000円で」なんて誘ってくれる。身長が2メートルくらいありそうな男の子だ。あんまいしつこいので、「ホストはいかないよ。2000円でも男と呑むのにお金払うのは、女として嫌なのよ」といったら、「僕だってそう思う」といってくれた。わたしは若い頃、お金を払って失敗したから、辞めた。ホストにも男にもお金は払いたくない。それだけのことなんだけど、「僕はそんなに悪い子じゃないんだ。ちゃんと週3回大学にいってるんだ。ねえ、僕、悪い子じゃないんだよ!」

 なんか、息子にいいわけされてるお母さんみたいで切なくなってしまった。人のことはいえないが、街には幼い子が溢れている。みんなどこかが生まれっぱなし・・・・・・かわいいけど、そのまま時間だけたっちゃったら、傲慢でご都合主義な汚いおやじが再生産されちゃうよ。それも大量に。
 知性を育てるのも人生の意欲を養うのも、教育じゃなくて、愛だと思う。ねえ、いいわけしなくていいからさ、イタリア人みたいに愛を語ってよ!




 

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