>> ●「満月&絵本メイキングの日々」

わたし恋人ができたの!

(3/27)

 久しぶりにN姉さんの店に遊びに行って、四方山話をしていたら、N姉さんの可愛がっている威勢のいい女の子が乱入して、いきなり「わたし、恋人ができたの!」と宣言した。彼女はロックバンドのボーカルで28歳、かなり男勝り。10人も入れば一杯になるお店で一同唖然とする中、「どうよ!」と彼氏を紹介し、ラブラブぶりを披露。みんなで否応なく彼女の幸せさを堪能する。
 楽に一時間はいちゃいちゃを見せつけられた後、「いつ知り合ったの?」と聞いてみたら、「一週間前」といわれてビックリ。「一週間ってことは、出会ってから毎日一緒にいるってことでしょ?」と思わず聞き直した。答えはいわずもがななのだが・・・若いってすごい。「恋人ができたの!」なんていったことはないと思うが、わたしなら、こんな「世界は二人のためにあるのよ〜!」という状態になるには軽く2ヶ月、下手したら一年くらいかかるかもしれない。

 でも、考えてみたら、わたしも確か若い頃にはそんなもんだった。知り合ったその日に燃え上がって、どちらかの家に泊まる。仕事も休む。会社に出かけると、何度も電話がかかってきて、仕事が終わる頃には迎えにくる。どちらかが遊びに行くと着いていく、一人にされると怒る、泣く・・・片時も離れない。結婚するまではそんな感じだった。それを繰り返してた。

 離婚したら、恋より重要なことが増えてしまった。仕事やもっと広い意味での愛や生きていくそのものやら・・・愛とセックスに興味はあるものの、恋そのものに期待してはいなかったかもしれない・・・ちょっと反省・・・。
 「恋人ができたの!」こんな言い方したことない。しようと思ったこともない。でも、してみたいなあという気持ちがムクムク起きあがってくる。なにしろ恋って、その気になれば、一週間でできるんじゃーん! あれもそれもこれも振り切って一人の男に向かう感じがいいなあ。お天気も、気持ちいい春だし・・・。


(3/28)
 『フラワー』を持っていると、いつでもどこでも誰とでも愛とセックスの話になり、みんな自分の体験を話したがるから面白い。わたしはこれがあると誰とでも急速に仲良くなれるらしい。
 とあるバーで、また体験話に花が咲き、若合春侑さんという作家の女性と意気投合して、そのままカラオケへ。才能のある人は若くてエネルギーに満ちていて一緒にいて嬉しくなる。歳が近いので70年代の曲でさらに盛り上がり、結果、昼まで・・・死んだ。
 後日、若合春侑さんがhpで『フラワー』を紹介してくれて感激!
 
 「恋人ができたの!」というスッキリ気持ちのいい出会いにときめいているのに、どうもこのところ、いい出会いは女性ばかり・・・。

(4/3)
 両親の引っ越し問題があったりして、久しぶりに兄妹と飲む。ここでは漫画の原作を書いているという作家の男性と知り合う。「この本(『フラワー』のこと)はいい本だけど、どうしてインポテンツの男性をどうするかが書いてないんだ!」と怒る。それで、毎度のことながら、また、セックスの体験話へ話が進む。この人はわたしと同じ42歳。けれど、「立たない」という悩みを持っているらしい。「マスターベーションはできるけれど、女の人がいるとダメ・・・若い頃から・・・でも立つ時もあるんだ」と力説される。女の子が寄ってきそうなタイプなんだけれど・・・。

 「なんかすごく悪いことして、それがトラウマになってるなんてことない?」などと、根ほり葉ほり、事情徴収のような取材を始めてしまった。理由があるような無いような・・・男性にとっても、セックスはけっこうナーバスな問題なのである。
 こんな話を聞いていると、相手が変われば変わりそう(立ちそう)な気がするし、そう思って期待する人の気持ちもわかる。
 なにしろ、その気になれば、一週間で世界はバラ色に変わるらしいし・・・けれど、本当に開けるべきは心の扉・・・バラ色の世界を感じる心かな? ふふふ・・・なんか気持ちわり〜な。作家って、一心同体が似合わない種類の人種なのかも・・・。


 

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