|
江戸川乱歩展とミラージュ展
2004年08月24日
昼、東武百貨店と立教大学敷地内にある旧乱歩邸の二カ所でやっている江戸川乱歩展へ出かけた。
江戸川乱歩邸の倉庫を立て直したため、立教大学が主催したものらしい。
東武百貨店10Fでは、蔵書や江戸川乱歩の原稿、編集長時代の手紙などが陳列されていた。
江戸川乱歩って、作家だと思っていたけれど、編集者、宣伝戦略に長けた仕掛け人だったのね。
時代考証のビデオや、当時の明智小五郎のライフスタイルを再現したグッズの数々は、日本のデモクラシーと、文学がとってもお洒落だった羨ましい時代を思わせる。
明治維新、そして関東大震災以降、急激に発展する街、モボモガ…。
エログロコレクションのブースはなぜかいつ覗いても混んでいて、すし詰め状態。みなさんやっぱり好きなのねえ〜。
昔の子供雑誌の表紙になってる人物の笑顔が、テレビで見る北朝鮮の訓練された笑顔にそっくり! なことに驚く。貧しいアジア人には、表現や感性に通じるものがあるのかしら? やっぱりこれでも良い時代になったのかなあ?
立教大学の旧乱歩邸まで、てくてく10分。その後、待って、待って、待って、待つこと1時間…にもかかわらず、倉庫は約一畳の玄関からガラス越しに中が覗けるだけ。聞こえよがしにブーブー文句を言っていたら、「常温管理しているからうんたらかんたら」と判で押したような嫌みな説明をされる。見学の所要時間は、約1分。ふざけんなよ〜!
夕方から『フラワー』のイラストを描いてくれた星恵美子さんやお友達の石川吾郎さんが参加する官能イラストレーターたちの個展『ミラージュ展』のオープニングパーティへ。
まずは絵を鑑賞。なぜか、二人とも若干絵が奔放になった。ついこの間まで、吾郎さんは無垢な美少女を描いていたのに、最近の作品は少女の中に微妙な「おんな」を感じてエロい。
星さんの絵はもともと女でなければ思い付かない構図なんだけど、いよいよ大胆になった。ついつい、「そうよそうよ〜!」と思ってしまう。
このパーティには知り合いがたくさんきているので、いつもグチャグチャになってしまう。ここでエイズ研究者のKさんと待ち合わせをしたが、わたしが乱歩邸にてこづっていたので、会えずじまいになってしまったらしい…。
書いていない女性向けエッセイに関わっている編集者が来ていて「あ〜う〜」と、言い訳しながら、打ち合わせになってしまう。頭痛が…。
睦月先生と「呑みましょう」と約束していたのもおあづけ。 実業之日本社で、本を出す話しがあり、ちょっと抜けてうち合わせ…まったく、いくつ約束していたんだか…。
実業之日本社では、子供向けに「けんかをしよう」という本をだすことに。
喧嘩は子供のうちにたくさんしておかないと大きくなって人を殺しちゃうんですよと…。
小学校の時代の喧嘩は宝物だもの…なあんて、今でも喧嘩してるんだけどね。
友人に書家の石塚静夫さんと切り絵作家の成田一徹を紹介され、一緒に呑む。甚平を着たダンディな石塚さんと、カウンターバーを切り絵で現す成田さん…久しぶりに男のロマンが隣にある感じ…。
やっとくつろいで銀座の夜がふけていく…。
|